鉄骨造の骨組を火災の熱から守るために、耐火・断熱性の高い材料で鉄骨を被覆すること。
>建築基準法上、鉄骨造は一定基準の耐火被覆をすることで耐火構造とみなされる。
吹付け工法 |
半乾式吹付けロックウール
ロックウールをブローで空気圧送するとともに、これとは別にセメントをスラリー化してポンプ圧送し、
専用ガン先において、両者を混合一体化して吹付けます。この工法は、高所圧送が可能で、大規模現場で
その能力をいかんなく発揮します。
特長
軽量かつ断熱性が大きい。
材質の経年劣化が少ない。
下地の形状を問わず、迅速な現場施工が可能、かつ継ぎ目のない仕上がり
湿式吹付け ロックウール
無機質結合剤をあらかじめ工場でブレンドし、現場では水といっしょにモルタルミキサー等で練り上げます。
これを油圧ポンプ等で圧送。専用ガン先エアにより吹付けます。
特長
成型板工法 |
繊維入りけい酸カルシウムの耐火被覆板を使用。表面の硬度が高く、そのまま仕上げ下地用としても使える内装材を兼ねた被覆材で、
柱断面を小さくできるなどの利点があるだけでなく、施工上も、下地と仕上げの作業が同時に行えるメリットがあります。
巻付け工法 |
高耐熱ロックウール、不織布から成る耐火被覆材を鉄骨に巻き付け、ピンでとめるだけの簡便な工法を実現、工場製品による安定した品質と、
発塵がほとんどなく、軽量ですぐれた施工性を特徴としています。
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